鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

ペンの持ち方

職場の人から何か説明してもらう時に、紙に書いて説明してもらいました。
説明してもらう際、んっ、何かおかしいぞと感じました。

その時に違和感を感じた正体は、ペンの持ち方だったんです。

自分は親指・人差し指・中指の3本でペンを持つのですが、その人は+薬指の4本持ちでした。

いやー、変だなぁと思いましたが、その時は口には出さず。
でもよくよく考えてみると、3本より4本でホールドした方がペンがしっかり固定できるのではないかとか、現実問題として自分より向こうの方が字はキレイだよねとか、総合的に断然頭いいしとか、色々考えてしまいました。

そして変だなぁと思う原因は、自分と違うやり方をしていたから。
自分のやり方が世界基準だと思っているんですよね。それって、とても危険です。
もっと頭を柔らかくして、何でも受け入れられるようにしておかないと、その辺のガンコじじいみたいになってしまいます。


それって普通じゃないでしょ。という議論で、客観的な一般論を論じているつもりでも、そもそも自分のやり方自体が異常だったということも十分あり得ます。だって、自分のやり方ぐらいしか知りませんし。

そして、自分と他人が違ったら何だってんだという考え方。
違いを尊重し、認め合う。
日本にいると、概ね単一民族の集まりなので、普段から違い自体が目立たない社会で生きています。概ね考え方や生活様式も同じなので、話も早いですよね。
そんな社会で生きていると、全然考え方の違う人が入ってくると、あなたは普通じゃないとなる訳です。
普通とか普通じゃないって言い方するから、あなたが間違っているみたいになってしまいます。
じゃなくて、「私とは違う。でもそれもいいよね」って言えるといいなと。現実には、なかなかできませんが。


だから、相手のペンの持ち方がどうであろうと、驚かない自分でありたいですね。