消防局で開催されている、普通救命講習Ⅰを受講しました。
受講理由は、家族に万が一のことがあった際、少しでも生存率を上げるためです。何も無いとは思いますが、何かあってからでは遅いですので。
それに業務中なんかにも、交通事故とか見かけるんですよね。ほとんどは軽微な事故なんですが、たまには重大事故を見かけることも。
今までそんなことは無かったですが、警察や消防が到着するまでの間、周りに誰もおらず、自分しか助けることができる人がいない。というシチュエーションになる可能性も、今後ゼロとは言い切れません。
今までは、そういったことに関わることはなるべく避けてきました。自分じゃなくても他に誰かがいるとか、関わると時間が取られるとか思ってました。
でもそうじゃないんです。そろそろ自分以外の人のためにという考え方に切り替えていかなけりゃなぁ、と最近ぼんやり思い始めてきました。
救命講習を申込するまでに、こんなに考え込まないといけないか!そこまでして自分を納得させないと、動き出せないのか!と、自分自身驚きます。
何も考えずに一歩を踏み込めばいいじゃんと思いますが、性分ですので仕方ないです。その代わり、納得すれば確実に1歩を踏み出します。
今回受講して、無事に修了証を貰いました。
大切なことは2つ。
①救急隊が到着するまで、心肺蘇生(胸骨圧迫)を続けること
人工呼吸よりも、とにかく胸骨圧迫が大切だと教わりました。
作業自体は難しい作業じゃないです。やり方さえ分かれば、誰でもできる作業なのです。
1人で長時間続けるのは、体力的に厳しいかなぁ。講習中に汗かきましたので、2人いれば交代しながら行う作業ということも納得できます。
②背中を向けないこと
場面に遭遇したら、背中を向けない。
これが案外難しそうです。
人形相手ならできましたが、果たして心肺停止した人間に対して同様にできるのか。今までの自分なら逃げ腰でしたが、今回の講習で立ち向かう心づもりが少しできた気がします。
特に、倒れた相手が顔の知った人なら尚更です。生きて、生きてと念じながら胸骨圧迫を。
学んだ技術が役立つ場面に遭遇しないことをまずは望みますが…。遭遇したなら逃げません。
あと、AEDの機械を自分の手で触ったのも良い経験でした。知ってるのと、知らないでは対処のスピードに差が出ますので。
忘れないうちに、布団丸めて復習しようっと。
大丈夫ですか!?反応確認。そこのあなた、救急車とAEDを!呼吸確認。胸骨圧迫。1、2、3、4…。