少し前から何となく気付いてましたが、今回改めて考えてみました。
今まで分散投資の1種として、資産の一部をレバレッジ1倍でのFXで運用していました。
レバレッジ1倍で運用することにより、ローリスクかつ格安手数料にて資産運用できると。これは名案だと勝手に思ってました。
何年か保有する中で、他の分散先と比較してデメリットが目立つようになってきました。
①保有するだけでは、複利効果は得られない
スワップポイントは、売買を成立させないと得られません。ということは、短期売買を繰り返さない限り、複利効果は得られないということになります。
この点は、長期ほったらかし保有という運用方法との相性はイマイチなように感じました。
②そもそもスワップポイントは外貨建MMFの金利と大して変わらない
FXのレバレッジ1倍で運用するなら、外貨建MMFの金利と大差ありません。むしろ、外貨建MMFの方が金利が良いケースすらあります。
表面上の利率にはなりますので、もろもろ手数料とかも発生しますが、それでも外貨建MMFの方が大きく劣っているようには思えません。
この点も上記のデメリットと相まって、長期ほったらかし保有には向いていないということになります。
分散投資という考え方では、投資先も散らした方がいいのでしょうけど、分散比率は見直す必要があると感じました。
長期保有する際に、複利の恩恵に預かれないのは痛いです。
やはり、FXは短期売買してなんぼの世界なんですね。