鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

レバレッジ1倍でのFX取引で金利の良い外貨預金

資産運用は、リスク低減のためにも分散投資を心掛けると良い。
その分散投資先の一つが外貨による運用である。
日本円しか持っていないのは、ある意味ギャンブルの一点買い。日本円で資産を分散させていたとしても、日本円だけではリスクが高いんじゃないかと思う。

例えば今回の円安進行は、外貨と比べ日本円の価値が下がっているという動き。ここで一部外貨資産を持っていたとすれば、日本円に対しては価値が上昇していたということになる。外貨利益と日本円の損失を相殺すれば、資産の目減り被害は多少抑えることができるという理論も成り立つ。
円高進行があった場合は、その逆になるので注意は必要だが。その場合は、このタイミングで日本円で外貨を買って保有しておく。円安が進行した時に売却すれば為替差益が発生する。

外貨保有のもう一つのメリットは、外貨は日本円に比べて金利が良い。
日本円でそのまま保有していても、ほぼ数字は増えない。しかし、外貨で保有していると金利分数字が増えていく。

注意点は外貨購入の際に手数料が発生してしまうという点。
手数料まで計算すると、余程為替差益が発生した際以外は、外貨での長期運用が前提となってしまう。損するのが嫌な場合、外貨が増えてからでないと日本円に戻せない。

外貨の運用方法は、通常だとそのまま外貨を購入して普通預金で寝かせるか、定期預金で運用する。もちろん定期預金の方が金利は良いが、短期的な為替差益を狙うには普通預金で寝かせていた方が機動力は優れる。
その他は、外貨で債権を運用する方法。これも金利は良いが長期的な運用が前提になってしまう。機動力は劣るので、急な円高が進行した場合は資産を避難させることができない。

このメリットとデメリットを解決するのが、ミニ取引でのFXのレバレッジ1倍運用。
FXは外貨購入の際の手数料(スプレッド)が、外貨預金と比べてかなり安い。そして金利に該当するスワップポイントも高金利である。また定期預金や債権とは違い、いつでも日本円に戻せるので機動力にも優れている。
通常FXは1万通貨単位が通常なので、米ドルだと最小投資で100万円以上かかってしまう。それに対し、ミニ取引なら1,000通貨単位で取引できるので、14万円弱で最小投資できる。通貨によっては、10万円切る金額で投資できてしまう。

ミニ取引に対応している証券会社は限られているが、auカブコム証券はミニ取引にも対応している。
松井証券なら、何と業界最小の1通貨単位でも取引可能だそうです。これなら外貨預金と大差が無いので安心できる。


FXの花形は数倍のレバレッジを掛けた、ハイリスクハイリターンの運用である。それに対し、レバレッジ1倍での運用は地味なのか、書籍なんかでもほとんど紹介されていない。ハイリスクハイリターンはちょっと怖いです。この運用方法なら、リスクも許容範囲内ではないでしょうか。もっと書籍なんかでも紹介されても良いと思うのだが。
まぁ数倍のレバレッジ程の破格のリターンは期待できませんのであしからず。その分、破産もしませんのでご安心を。

日本円で全額貯金しているぐらいなら、余裕資金の5%でも良いので外貨運用すると、世界が広がると思います。