バンダイのガシャポンカプキャラシリーズです。ポケモン ナエトルに手を加えて完成させました。
このシリーズは元々塗装済みなんですが、好き勝手塗り直してます。
パーツ数が多いのは手を加えると収拾がつかなくなるので、手を加えるならこれぐらいのパーツ数が丁度良いです。
個人的な覚書も含めた、今回の実施作業手順です。
【下地処理】
①首部の後ハメ加工
②頭の接着
③頭の合わせ目消し
④再スジ彫り
【筆塗り塗装】
①サフ塗り
②下地塗り
③上塗り
④目入れ
⑤ウォシング
各作業の詳細です。
【下地処理】
①首部の後ハメ加工
首の接続パーツのカエシ部をカットして、後から接続できるようにしました。
②頭の接着
カプキャラは頭部が前後で分割されてますが、後ハメ加工が完了すると、頭部の前後を接着しても問題ありません。プラモデル用の接着剤で接着します。
③頭の合わせ目消し
接着しただけでは合わせ目の溝は埋まらないので、ラッカーパテで合わせ目を埋めていきます。
乾燥後に600番ぐらいのヤスリで平滑に仕上げます。
④再スジ彫り
合わせ目消しで埋まった溝は、ケガキ針等で再度スジ彫りを施していきます。
ついでに他の溝も撫でておきます。
【筆塗り塗装】
①サフ塗り
この水性瓶サフが出てからは、もっぱらこれです。
これを筆塗りで2回ぐらいササッと塗ると、サフ塗り完成です。
②下地塗り
少し水で薄めたアクリル塗料を使って、暗めの色で全体を塗り潰します。
下地塗りなので、筆ムラとかも気にしません。焦げ茶色で塗りたくりました。
③上塗り
配色を決めたら、少し水で薄めたアクリル塗料を使って、それぞれ3〜5色のグラデーションで、順に何度もドライブラシっぽく叩き塗りをしています。マスキングも面倒なのでしていません。
④目入れ
アクリル塗料を使って、目を描き入れます。細かな作業になるので、これはほぼ水で薄めず原液に近いやつで塗ります。
白目の上に、クリヤーグリーンを乗せます。思った程、滲まずに済みました。
⑤ウォッシング
色調の調整等も兼ねて、ウォッシングを行います。シャバシャバのエナメル塗料をバシャバシャ塗っていきます。
あんまりやって下地が溶けると嫌なので、程々に。
これで完成です。
別物のナエトルになりましたが、これはこれで良いでしょう。