鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

サンマルクで深呼吸

街に出ましたが、用事以外は特にすることも無かったのでサンマルクに入りました。

店内は混み合ってはいましたが、座れない程ではなかったです。
席を確保し、ホットカフェラテを頼みました。少し腰を落ち着けるつもりでしたので、サイズはレギュラーを注文。サンマルク株主優待カードを提示すると20%オフで購入できます。

440円の商品が、352円で購入できました。地味にお得です。

座って携帯を見ていると、何だか眠くなってきて、少しウトウトしてしまいました。
目を開けても、周りは何も変わっていません。ウトウトしていたのも、5分程度のことでしょう。

退屈でしたので、読みかけの村上春樹の小説を読みました。色彩を持たない多崎つくる〜です。
初読なので、展開が楽しみです。
初期から中期の作品は全部読んでますので、概ねの傾向等は理解しているつもりです。
1Q84は文庫本6冊読みましたが、難解すぎて何が言いたいのか分かりませんでした。当時、かなり話題になった本でしたが、表層のストーリーだけではなく、深層まで深く理解できた人は、1割の人もいなかったんじゃないでしょうか。
再読するには重すぎます。せめてねじまき鳥やハードボイルドワンダーランドぐらいのボリュームであれば…。
その点、今回の本は文庫本1冊のボリューム。思う存分研究ができます。
気持ちが落ち着いた時に、少しずつ読み進めていきます。

昔は電車通学の時間や、一人の時間等、本を読む時間が沢山持てた気がします。
それが社会人になって、気持ちの余裕も無くなって、読む本といえば業務に関する実用書が主。ここ数年前から、ようやく小説を読めるくらい気持ちの余裕も出てきました。
ようやく人間らしく生活できるようになってきたのでしょうか。

自分の好きな文章や作家に囲まれて過ごす日々はいい気持ちですね。
昔の学生時代のようには戻れませんが、社会人なりの距離感で小説とも付き合っていければなぁと思っています。