適度なボリュームで読み易いです。子供向けの本らしく、漢字にふりがなも振ってくれています。
子供向けの本は、読みやすくて好きなんですよね。子供と共用できると思うと、財布の紐が緩くなりがちです。
それにボス・ベイビーって面白いですよね。子供がアニメ見てるのを一緒に見て、楽しんでました。
あの、赤ちゃんがビジネスの話するのもギャップがあって面白いです。真面目な話してても、オムツしてますし。
さて、本題です。
まず、日笠由紀さんは誰なんだという所から始まります。訳者と思っていましたが、著者になっています。
この話の内容自体が日本のオリジナルストーリーといった扱いでしょうか。
それならそれで、納得できます。
個人的な感想としては、アニメの方が面白いです。
ドタバタした場面は、今どんな状況なのか1度流し読みしただけでは、頭の中でしっかりと想像できませんでした。自分の理解力がなさ過ぎるのも主要な原因ではありますが…。
昔ハリー・ポッター読んだ時は、もう少しすんなり頭の中にイメージできたんだけどなぁ。
子供は読んでいてどこまで理解できるのでしょうか。夢中になって、何度も読み返して、理解を深めていくのでしょうか。
そうであってほしいな、と思う今日このごろです。
自分の子供も最近読み始めましたが、まだちょっと難しいかな。と勝手に思っています。別の漫画本の方が、一生懸命読んでいるようですし。
案外、子供の方が深く読み込めていたりして…。ははは。
アニメ同様、クスッとさせる描写がいくつも描かれていたり、お馴染みのキャラが出てきたりと、全く知らない小説を読み始めるよりは、読み始めやすい本ではないかなと思います。
何でこんな所でこんな話が続くんだろうと思っていても、それが後の伏線になる話だったりして、文章の組み立て方も工夫がされています。
もう少し挿絵があっても良かったように思いますが、小学校の中学年以上が対象ならこんなものでしょうか。
描かれているテーマも家族愛だったりするので、その辺はほっこりします。
大人の自分は、読み終えても改めて読み返す程ではないかなぁという感想でしたが、子供は子供なりに楽しめたりするのでしょうか。
子供が読み終えたら、感想を聞くとします。
でも、我が子はいったい、いつこの本を読み終えるのでしょうか。