鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

電子書籍VS書籍

電子書籍VS書籍

たまに周りから電子書籍を勧められる。それも本好きな人から特に。
自分は書籍派なので、深く考えたことも無かった。一度、改めて考えてみるのもまた一興と思い、検討だけしてみた。

まずは書籍について。
【デメリット】
・現物が場所を取る
・持ち運びが重い

【メリット】
・データが無くならない
・中古市場がある
・貸し借りできる
・古書は独特の匂いがあり歴史を感じることができる

記録媒体がしっかり形を有している分、十分な保管スペースが必要。中古市場が形成されているのも、一つの特徴だと思う。本によっては、半額以下で入手できる場合もある。
古書の味わいは単なる趣味です。


次に電子書籍について。
【メリット】
・場所を取らない
・暗がりでも読める

【デメリット】
・中古市場が無い
・特別安い訳では無い
・記録媒体の信用性が怪しい

保管スペースが不要というのが1番の魅力。暗がりでも読めるので、布団に入って寝る直前まで読めるのも良い。
流通価格が思った程安くないようなので、そこがネックにはなる。


うーん、どちらも一長一短。
書籍を買う時も最大限の吟味をし、定期的に本棚をチェックし処分もしてるが、捨てられない本もたくさんある。このままだと、部屋の一角が本に占領されてしまう。
また自分は本を持ち歩いていると安心するタイプなので、正直荷物が馬鹿にならない。長期移動の際は、最低3冊は持って行く。これが重い。でも無いと不安になる。
これらの問題は、電子書籍で解決できる。
読書家のカズレーザーが、電子書籍メインで次々本を読んでいるとテレビの紹介を見た時は、かなり電子書籍側にグラついてしまった。購入本もすぐに処分するそうで、部屋に本棚すら無かった。率直にすげー。

でもでもでもでも…。
書籍も中古市場があるのが魅力的。
数年置きに市場からハードの買い替えを迫られた苦い経験があるので、根本的に電子機器全般信用してないんだよなぁ。
フロッピーディスクやMDも死語になってるし。
自分が死ぬ頃に電子書籍で購入したデータがそのまま読めるとは到底思えない。
自分は気に入った本は何度も読み返すタイプなので、やはり手元に製品寿命がより長い物を置いておきたい。時代はパピルスだ。
保管状態にもよるが、1,000年以上も役目を果たすことができる書籍ってすごくないですか。

もちろん、電子書籍も流通単価が安価になれば考える余地はあると判断した。長期移動の際は、電子書籍最高なんだけどなぁ。