鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

現場で役立つ!ハンコ・契約書・印紙のトリセツ 鈴木瑞穂

内容もタイトル通りの本。

印章等にまつわる定義やルールが分かりやすく書かれている。社会人なら一通り目を通しておくと、周りの人に変な常識を押し付けられそうになっても訂正してあげられる。ほんとに謎の慣例が残ってるんですよね。
部下がいるなら尚更。早めに正しい知識を教えてあげることができる。

契印、割印、訂正印、捨印、止印、消印。
一般的には常識でも、社会人になってから誰か丁寧に教えてくれましたか?もし丁寧に教えて貰ったのであれば、それはとても良い環境だと思います。
自分はこの本で学びました。

後は契約書のことも書いてあるが、少々難しい。日常的に契約書を作成する業務の人は、もう少し専門書の方が良いかも。自分はこの本では、契約書関連のページは流し読みする程度にしている。だって契約書自体が内容難しいもん。

印紙関連は何号の課税文章に該当するかの判断だけなので、さほど難しい内容では無い。第何号の判断自体が難しいだけだ。ポイントはこの本でも押さえられる。


改めて思うが、日本は本当にハンコが好きだと思う。
ハンコを用いる理由は、本人が了承した証明。だと理解している。
現代においては、本当にそれが通用するの?と考えてしまう。
印章なんかは簡単に偽造できる。お金を払えば作れちゃう訳だから。本人の証明には成り得ないんじゃないか。電子印とか意味不明。形式だけの文化じゃん。
西洋は署名文化だと聞いている。筆跡鑑定もできるので、本人の証明にもなる。
日本は署名の横に印鑑押す欄もある。署名したら、印鑑いらなくね?
これを言っても、誰も賛同してくれない。不思議。