鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

コンパクトな二つ折り財布

コンパクトな二つ折り財布が好みだ。それなりに見栄えすれば、ブランド物で無くても、別に何でも良い。普段財布の中に入れている金額以上に、財布にお金をかけるのは滑稽だと思っている。二つ折り財布だと、ポケットに入るサイズなので、鞄を持ち歩けない状況でも手を塞ぐことは無い。

人によっては長財布じゃないとだとか、ブランド物が良いだとか、それぞれ好みがあると思う。たまに、いい大人なんだから立派な長財布にしたらとか、ありがたい忠告を頂戴することもある。
個人の性格上、財布をあまり人目に見せたくない。手に持って歩くとか、食事中机の上に置いておくとか、何だか落ち着かない。
むしろ、上司がごはん屋に免許証が入った長財布を忘れ、遠方まで取りに戻る運転手役を二度したことがある。財布のポリシーは良いが、他人には迷惑をかけないで欲しい。

たまにレシートやカード類で分厚く膨らんだ二つ折り財布を見かけることがあるが、あれは格好が悪い。そうならないためにも、レシートはこまめに抜き取り、必要最低限のカード類のみ選定。入れる金額も、衝動買いができないように、一定の金額しか入れないと決めている。業務上の突然の出費はカード払いで済ます。
色々努力はしてみても、財布の形状の壁を越えることはできない。一般的な二つ折り財布のサイズは10.5×9.0cm程度であろうか。もう少しコンパクトにできるのでは?一万円札を入れた際、少しスペースができるのが無駄に感じてしまう。

そこで考え出した形は、9.5×8.5cmサイズ。コンセプトは一万円二つ折りのサイズ感。縦開きに変更し、カード類はまとめて収納。小銭入れはカード収納の上部3cm程のスペースに配置。カードと小銭の収納と取り出し易さは犠牲になるが、同じ感性の人にはヒットするはず。と思っていたが、もう既に同じコンセプトの商品が存在するらしい。

少々お値段が張る。買えないことは無いが、立派過ぎて買えないし、気軽に使えないと思ってしまう。
何でこのサイズ・形の財布が市場に出回らないのかと考えていたが、財布の製造なんてのは全世界、グローバルな市場のために製造しているという考えに行き着いた。つまり、日本人・日本円のための財布を作っていないという事実(もしくは著しく使い勝手が悪いか)。

一時期、ここまで考えたなら自分で革を加工して作ってみるか!と思い立ち、紙で試作品まで作り、革手芸の本まで買った。その後、革加工の道具代だけで相当お金がかかると気付き、断念した。上記の立派な財布を買えてしまう。
この自作プロジェクトは諦めてはいないが、当面先延ばしにしている。