鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

ふるさと納税という煩悩を捨てられなかった

周りの誰もがオススメする、ふるさと納税

返礼品目当ての寄付なんて邪道だと、アンチふるさと納税派でした。

ふるさと納税は、本来自分の住んでいる地域に納税されるはずだった資金の大半が、寄付という形で別の地域に振り替えられます。
しかも、振り替えられた金額は、満額が自治体の手元に残る訳ではありません。返礼品の準備金や送料等のその他経費という形で、寄付金は目減りしてしまうのです。
もちろん、返礼品に関わる一部の業者さんにとっては多少恩恵もあるでしょう。一部の業者さんだけですが。

ともかく、返礼品なんてものを用意させるような仕組みを作ってしまったので、効率の悪い制度となってしまっています。
こんな制度無ければ、満額居住地域の税収になって有効活用されていただろうに。下らない制度作るぐらいなら、限られた税収を120%有効活用することに頭を使ってほしいものです。

というのが、今までの意見でした。
決して、申込みしようとしたら年末で手続きが間に合わなかったとか、利用方法がよく分からなかったとか、返礼品の種類が多過ぎてサイトが見にくかったとか、そんなことでアンチふるさと納税派になった訳ではありませんよ。


ですが、信念も生活には勝てなかったです。
少ない自己負担で食料を入手したいという、煩悩が勝ってしまいました。

この制度がある以上、余裕のない生活を続ける内は利用させてもらうことにします。早くこんな制度無くなってしまえばいいのにと思いつつ。

ふるさと納税を利用するなら年末は避けて、早めに申し込むのが精神衛生上良いようです。