業務でたまに使うハサミです。
使用頻度は少なくとも、基本野外で使うので汚れてます。
業務としては、ハサミの種類はどんなハサミでもこなせるのですが、個人的好みでこの万能ハサミを使っています。
刃渡りが短いのはネックですが、バネがあって連続切りも楽ですし、何でも切れて本当に便利なんです。複数のハサミを使い分けなくても、これ一本で多少の無理が効くんですね。
その代わり、無理した後はもちろん刃が痛みます。ちょっと切れ味悪くなったなぁって感じで。
そんな時は、応急処置的に刃を研ぎます。
が、その場でサッと研いでも、構造上刃の根元が研げないんですね。
今回は洗浄・刃研ぎも兼ねて、持ち帰っての素人メンテナンスを行います。
まずは、分解をします。
安いハサミですけど、ネジ式カシメでメンテナンスし易いというのも気に入ってます。モンキーレンチを使って外します。モンキーレンチは家に1個あると、何かと便利です。
パーツを無くさないように分解したら、古い歯ブラシを使って洗浄します。
その後は、ダイヤモンドシャープナーを使って刃の表面を一定方向に刃研ぎです。
万能ハサミは片刃はギザギザついてますから、研ぐのはツルツル側の刃だけですね。
素人なんで、細かな角度は分からないのですから適当です。適当でも一時的に切れ味は復活します。刃の裏面は磨いちゃ駄目ですよ!
後は、組み立てながら注油をして、完成です。
最後にティッシュで切れ味チェックをしてと。これ意味あんのかなぁ、とか思いながらも、いつもやってしまいます。
無事に切れ味が復活しました。ばんざーい。
身の周りの人は、安いハサミを使い捨て前提で使ってますが、メンテナンスしながら使えば、かなり長い年月使えるんですから。長く使うと愛着も湧いて、より大切にするようになりますね。