今まで数回、家族の同じスニーカーの応急接着手術を繰り返していました。
接着しては別の箇所が剥がれ、今度は接着したところが剥がれ、とイタチごっこになっていました。
これは抜本手術が必要なようです。
捨てる前にと、家族からダメ元の修理依頼を受けました。
やってやりましょう。
まずは、中途半端にベロベロ状態だったので、ソールを分解して洗い、砂等の汚れを落とします。
このように、補修しやすいのもローテクスニーカーのメリットでもあります。
次に、工具箱の中で眠っていた真鍮ブラシを使ってゴシゴシし、前回の補修跡である接着材のカスも剥がします。
リンク
その後は、粗めのサンドペーパーがあれば良かったのですが、手元にはプラモ用の番手の細かいやつしか無かったため、接着部にカッターで傷をつけます。
先日パンク修理に出した自転車屋のおじいは、カミソリでチューブに傷をつけてましたもんね。それと一緒です。
そして、接着部にコニシのボンドを塗りたくります。
リンク
ゴム用のクリアーがオススメです。
全面接着なので、結構使いました。
半乾きの状態で圧着します。
ピッタリ合わせるのは難しいので、多少のズレには目をつむりましょう。
1晩寝かせて、完成です。
ばんざーい。
やれることはやりました。これで駄目になったら、もう次は処分も仕方なしですね。