タミヤのはずみ車動力ユニットを使った車です。
楽しい工作シリーズの良い所は、設計図が提示されない所です。
小さなお子さん等、説明書通りに組み立てるだけで完成するのが良い場合は、はずみ車動力工作セットがオススメです。
自分で考えて、試行錯誤しながら組み立てたい方は、ユニットやパーツのバラ買いがオススメです。
こっちの方が、地頭が鍛えられますよ。
まずは、はずみ車動力ユニットを組み立てる所から始めます。
説明書通りに組み立てるだけですが、ギアの配置やシャフトの位置等、大人の私でも手間取りました。
小さなお子さんだけでは、組み立ては難しいかなと思います。決して組み立てれないことはありませんので、優しくアドバイスしながら付き合ってあげてください。
失敗して、何度も調整を繰り返して、完成に向かうという行為が大切です。お子さんのやる気がある内は、根気良く付き合ってあげて下さい。
苦労した分、完成時の感動もひとしおです。クリアパーツから内部構造も見えて、力の伝達の勉強にもなります。
はずみ車動力ユニットが完成すれば、ユニバーサルプレートセットやタイヤセット等と組み合わせて、好きなように配置します。
私はスポーツタイヤセットとトラックタイヤセットを組み合わせました。
位置決めする際は、いちいちビス止めしていると位置調整する際の止め外し作業が嫌になってきます。ワンタッチで止め外しができるプッシュリベットセットがオススメです。
配置の時点で、はずみ車動力ユニットのシャフト位置の再調整をすることも…。こういった出戻りが発生するのも、楽しい工作シリーズの醍醐味です。
はずみ車動力ユニットは、動かすのに電池もモーターも使いません。
必要なのは、己の手のみです。
勢い良く手押しすると、慣性の法則ではずみ車が回り続ける仕組みになっています。
適度に動いて、適度に止まるので、室内での子供の遊び相手に丁度良いです。
それにかなり丈夫です。多少乱暴に扱っても、壊れる気配がありません。この辺りは流石タミヤです。
また動力がモーターよりも、気持ち静かなのも加点対象です。
あんまり朝から近くでジージーやられると、参ってしまいますが。
さぁ、自由な発想でパーツを組み立てて遊びましょう。
今週のお題「手づくり」
