鰻。
いえ、あのお鰻というものはヘビのようにニョロニョロヌルヌルしたものをさばいたりタレにを塗って焼いたりしてホクホクで美味しそうなものでございますが、そうでなくてもお財布の中身を毎日気にしている身分であるが故に鰻のお店の暖簾を潜ったこともございませんし、まして一体1食いくらするのか検討もつかないようなお店にどうして足を運びになんど参れましょう。
するともう一人の私が囁きました。
鰻を頼めなければ、穴子を頼めばいいじゃない。
それは名案です。
おいちー、おいちー。身もホロホロで、穴子重はとても美味しいです。
値段も背伸びすれば十分食べられる金額ですし、コスパ良しです。
鰻重1つ食べるよりも、穴子重2〜3個食べた方が幸せなんじゃないかという気がします。そもそも、予算的にうな重を頼めないからこそ、穴子重を食べている訳なんですが。
うん、私は穴子で十分です。
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