ブルーブラックインク。
何て甘い響きでしょうか。
いつの日か、ブルーブラックインクの万年筆を使いこなして手紙を書くような紳士になりたい。
そんな誓いは、見事に現実に打ちのめされます。
愛用しているのは安価な会社から支給される業務用ボールペン。私用のペンを使っていては、インクがすぐに無くなってしまいます。
電話口の言葉を転記するだけの、感情のこもっていない単語や数字に魂は宿りません。そんなものに、お気に入りのペンのインクを擦り減らしたくはありません。
そして、手紙用に安価なプラチナの万年筆も持っていますが、出番が少なすぎて逆に調子も良くないようです。
ましてや、ブルーブラックのインクを詰めても、結果は目に見えてます。
でもブルーブラックのインクが欲しい。どうしても欲しい。
何と、ゼブラのサラサボールペンのインクに、ブルーブラックがあるではないか!ペンの外見は家にあったので、替芯さえあれば何とかなりそうです。
小さな文具店では取扱いしてませんでしたが、大型文具店でようやくゲットできました。
80円でした。
これを、いつぞやのサラサボールペンの外見に合わせると。
合体のチャンスは1度きりだ!みんな、いいな!
おう!
合点承知の助!
合体!
ガシーン!
お手軽ブルーブラックペンの完成です。
本体の色味と違うけど、気にしない、気にしない。
これで満足です。これで今度手紙でも書こう。
リンク
リンク