鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

トリクロロエタンとクロロフルオロカーボン

諸事情により、早くも公害防止管理者の受験が決まっています。
これは運命と言ってもいいレベルです。
科目別合格という制度のお陰で、モグラたたき状態になってきました。

以前、甲種危険物取扱者は取得できたのですが、本質を理解していないようで、未だに化学が苦手です。コンプレックスです。
ビー・マイ・ベイビー、ビー・マイ・ベイビー、ビー・マイ・ベイビー、ビー・マイ・ベイビー…。

久しぶりに過去問に取りかかると、「成層圏オゾン層を破壊する原因となる物質として、誤っているものはどれか。」(R3.公害総論.問7)という問題が。

解き方は、
犯人はこの中にいる。それは、破壊の原因となる塩素原子と臭素原子が含まれていない物質…。犯人は、お前だっ!
という解き方をするらしいです。

それ以前に、選択肢の「1,1,1-トリクロロエタン」、「クロロフルオロカーボン」のことがよく分かりません。なんじゃらほい。

最近は分からないことが出てくれば、すぐスマホで調べられるので便利ですね。勉強し易い時代になったものです。

【1,1,1-トリクロロエタン】
・エタン CH₃-CH₃
・クロロ Cl、クロロ基
・トリ 3(モノ1、ジ2、トリ3、テトラ4…)
・1,1,1 片側に
→CH₃-CCl₃

【クロロフルオロカーボン】
・カーボン C
・フルオロ F、フルオロ基
・クロロ Cl、クロロ基
→CCl₂F₂等
クロロ基とフルオロ基の数が指定されていないので、確定はできないのかな?
まぁ、とにかくこういう感じのようです。

おっ、今まで文字の羅列だったのが、何となく意味が分かるように!
物質の色や形や匂いや、その働きまで深く理解できれば、もっともっと良いのですが。そこまで到達できるには、まだまだ勉強が必要なようです。

推しの、アイロンビーズ構造式です。

左が1,1,1-トリクロロエタン、右がクロロフルオロカーボンです。
黒=C、白=H、黄緑=F・Cl。
FもClも黄緑色で、インパクトには欠けますが。
平面図ですけど、各原子がカラーで、位置関係も記憶に残り易いです。

こうやって意味を理解していくと、丸暗記するよりは合格に近づけるかな。