鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

NEWスタンダードの押し付け

うまく言葉にできませんが、最近他人と会話をしていると、違和感を感じる場面が増えてきました。

話の内容は、多様性やマイノリティの尊重に関することです。

要するに、話の内容は「〇〇という考えは古い。多様性やマイノリティを尊重し、これからの時代は☓☓だ!」というものだったりするのですが、そこが何だか納得いかない。
多様性の尊重自体は賛成なんですが、この違和感は何でしょう。
それって少し変じゃないですかと声を上げると、基本的にやっつけられます。

何が気に入らないんだろうと、考えてみました。

古い考えを否定することが、もう既に多様性を尊重していないのではないかと。
平気な顔して、新時代のNEWスタンダードを他人に押し付けていることが、許せないんですね。他人にも強制しようとすること自体が、根本的に旧時代の価値観と何ら変わっていない。
それにそういう人に限って、自分は他人より進んでいると思い込んでいる。まぁ、思い込んでいなければ、自分の考えを他人に強制しようとはしませんが。

海も素晴らしい、山も素晴らしい。
海は好きだけど、山は嫌い。
海は嫌いだけど、山は好き。
海も嫌い、山も嫌い。

賛成派だけじゃなくて、反対派の意見もあっていいと思うんですよね。考え方は人それぞれなので、意見ぐらいあってもいいじゃないですか。
こんな多様な意見を持った人達がうまく共存できる社会を目指せればいいなと。
反対派の意見も尊重できるような紳士でありたいですね。