鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

手帳ボールペンの居場所

"どうしてどうして私達 離れてしまったのだろう
あんなに愛してたのに"
松任谷由実 リフレインが叫んでる

そうです。手帳で使うボールペンは、大事な時にどこかに行きがちです。
そのために、二人が離れ離れにならないよう、二人を結び付ける何かが必要となります。

これはその二人を結び付ける、大切な何かを探し求める奮闘記です。


プライベート手帳は、平日出番が少ないので一式セットでポーチに入れていますが、仕事用は平日の出番が多いのでポーチで保管しておく訳にはいきません。時間との勝負なので、サッと取り出してすぐに書ける状態にしておく必要があります。

それに手帳カバーに付いている、ビニールのペンホルダーが嫌いです。
強度といい、大きさといい、ぷらぷらのホールド感といい、何もかも気に入らない。
なので、初めからペンホルダーが付いていない手帳をよく買います。
ペンホルダーが嫌いとは言っても、ペンの定位置が無いと困ります。どうすれば良いのやら。
それに定位置と言ってもこだわりがあります。スッキリ収納できるように、側面の小口の位置に収納するという点。表紙側にペンが来てしまうと、鞄の中等で他のノート類と重ねて収納する際に邪魔になってしまいます。


そこで別売ペンホルダーの出番です。
第1号はこちら。

ミドリ ペンホルダーバンド

ペンを小口部でしっかりとホールドすると共に、バンド式なので手帳が鞄の中で開いてしまうのも防ぎます。
バンドを外した時に、バンドの置き場に困りますが、それ以外はそれなりに満足のいく使用感でした。ペンのガッチリホールド感も良かったです。
手帳のサイズがミニサイズに移行するに伴い、役目を終えてしまいました。もちろんミニサイズもあった気がするんですが、知らない間に廃番になっていたようです。


もっとコンパクトな仕様があるに違いない。そこで出会ったのがこちらの第2号です。

ライオン事務器 ゴムdeパッチ

自作ゴムバンド式で任意のサイズに変更可能。少しキツめに作って、ペンは小口のスペースに納めると。
柄も色々あるので、選ぶ楽しさもありますよね。
上記の第1号よりもコンパクトなシステムが出来上がりました。
変わらず、難点としてはバンドを外した時の置き場でしょうか。手帳に縫い付けることも考えましたが、見栄えの観点から実行には移してません。


そして第3号はこちら。

マークス ペンホルダー ステッカータイプ
現物は手元に残っていませんでした。

これは満足のいくペンホルダーでした。強力シールで貼りつけるタイプで、使用しているペンのサイズに合わせて、ジャストフィットする位置に設置が可能です。
カラーも数色展開だったので手帳に合うカラーが見つかれば、買うしかないでしょう。
一つ難点を挙げるのであれば、シールタイプであり、手帳を変えた際使い回しができない点。無理に剥がして次の手帳に接着し、2年目も使用しましたが、3年目はもう無理でした。3年目は野帳に接着剤で付けました。
その時にはこれも、もう近所の文具屋では見かけなくなってしまいました。


それらを踏まえて、第4号はこちら。

ミドリ ミニクリップペンホルダー

金属性のバネホルダーです。
バネ部がかさばりますが、繰り返し使用が可能!何回手帳を変えても使えます。これはしばらく使っていました。
ペンの収まりは多少犠牲になりますが、何年も使えるという響きがいいですね。


このペンホルダーを見て、ある時仕事の取引先のおじさんに言われました。
「〇〇さん、それ何!?へー、今こういうの売ってるの!几帳面やねー。俺なんか面倒臭がりやから、きっとこーしてしまうわー」
と、何やらジェスチャーをしてくれた。

まさか、品ないわー、それ無いわー、収まりも悪いし…と思っていたが、月日が経てば経つ程それが合理的に思えてきた。
気が付けば、自分もジェスチヤー通りにペンをセットしていた。

まさか、何年もペンホルダーを探し求めていたのに、こんな結末を迎えるなんて!