業務の合間に、役場の食堂を発見しました。
昔は役場内に食堂があるのも珍しくなかったのですが、今では絶滅危惧ⅠB類に指定されるほど見かけなくなりました。お昼前でお腹も空いていましたし、どこかでは昼食を取らないといけない身です。よし、やってやりましょう。
これ系の食堂は一般の人の利用も歓迎と掲げられていますが、基本的には職員のための食堂です。なので営利第一でもなく、安いという利点が挙げられます。そして長年営業できているなら、きっとそこそこうまいだろうと。
食堂内の印象は、少し薄暗くて高校の学食とか病院内の食堂を連想させます。何だか華やかさがなくて、味気ないんですよね。
ここは食券スタイルです。無難な640円の日替わり定食を選びました。全くの初見で、写真が無い炒飯セットみたいなのを選ぶ勇気はありませんでした。
受付で食券を渡すと、予め作り置きされていた一式が渡されました。味噌汁は機械式でセルフでした。
ハムカツみたいなやつにキャベツ添え、小鉢はひじき。食器も限りなく業務的で宜しい。理にかなってます。
食べてみると、ハムカツみたいなやつは豚肉ロールの大葉チーズ巻きでした。値段の割に美味かったです。
昼前は地元らしきジジ様ババ様がポツポツいましたが、昼を過ぎると職員がなだれ込んできました。見る見るうちに、食券機に行列が。
驚き、桃の木、さんしょの木。ブリキに、タヌキに、洗濯機。やって来い来い大巨人。
これなら食券システムも納得です。
席数も限られてますので、この時点で退出しました。
うん、悪くない。全然悪くない。
また昼時近くに行った時は利用してみよう。