また新たに身近な戦争を知ってしまいました。
それはちいかわ戦争と言います。
ある密告者からの情報提供によると、ちいかわなるキャラクターの争奪戦が激化しており、戦争に発展しているそうです。
しかもそれは、しまパトという、自警団同士の衝突を含んでいると言うではありませんか。
日夜地域の平和のため、パトロールに励んでいる善意の塊のような方達をそのような状況に引きずり込むなんて…。ちいかわも罪ですなぁ。
厳密には戦争ではなく、争奪戦と呼ぶ方が正しいとは思いますが。
このキャラクターを巡って、何で戦争にまで発展しているのか不思議で仕方ありません。
まぁ、可愛いとは思いますが。ハム太郎やたれぱんだの類いを逸脱しないのでは。
実に面白い。
今は昔と違い、多くの人達が同じ情報をリアルタイムで共有できてしまうので、こんなことになってるんですね。何だか、攻殻機動隊の世界に似てきたなぁ。
流通量が少ないという希少性と、手頃な値段が、より多くの人を戦争に駆り立てていくと。何だかレアアースとかの希少資源を巡る事象に似てますね。あっ、こっちは価格が相場性なので、高騰していく仕組みか。
世間一般的な飽きが出るまで、この現象は続くでしょう。
ここで設備投資をして、製造量を一気に増やすと、ブームが早く終焉してしまうんですよね。設備投資に見合う回収はできないと思います。
マイペースを貫くことが、息の長いご商売に繋がるかと。
午前中しか働かない人気鞄職人とか、商売がうまいなぁと思います。製造量を絞って、自分でレア度を上げてるんですもんね。これで価格が高くても、並んで買う人が出てくると。
他人がこぞって欲しがっている様子を目の当たりにしていると、自分も欲しくなってくるなんて不思議ですね。いやぁ、ブームというのは恐ろしい。
評価のものさしが、他人任せというところでしょうか。自分だけの判断基準をしっかりと持っていたいものですね。いつまでも自分の頭で考える、芯のある人でありたいです。
よそはよそ、うちはうちっ！
おおっ、はるか太古から受け継がれてきた、素晴らしいお言葉があるではありませんか！
ありがたや～、ありがたや～。
