鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

天地創造 週休1日

旧約聖書の創世記によると、神は6日間で世界を創り、7日目にお休みになられたそうです。

これが現代の1週間の暦の元になっていると。

ということはですね、元々は週休2日制ではなく、週休1日制が基本だった訳ですよ。
週休2日制が実施され始めたのは、ごく最近の話。


国内の経済成長が鈍化していく中、家庭内においても負担ばかりが増えていきます。
一方、サラリーマンの給与は変わらず、むしろ各種税の天引きシステムにより手取りはなだらかに減る一方。
更に増税の話も出ているではありませんか。

さて、もうどうしたらいいんでしょうか。


その時、一筋の光が…。

そうだ、もっと働けばいいんですよ。働いて、働いて、働きまくって、たくさん経済成長させてやりましょう。
そうすれば、会社も儲かり、社員への還元も増えるのでは。会社が儲かると、結果的に納税額も増えるってもんですよ。一石二鳥ですね。

適切に働けば、週休1日でも全然問題ないですよ。昔の人はそれでやってきたんですから。
ほら、週に2日間休みたい時には有給システムというのがあるじゃないですか。
まぁ、家に帰らず徹夜で働くとか、そういうのは論外ですけどね。きっちり休んだ上での労働です。

コソコソ隠れて変な副業やるよりかは、本業で更に稼げた方がいいんですよ。その方が気持ちもスッキリしますし。



休みばっかり増えても、まとまって使える余分な予算が無いんですよね。


淡い期待をして週休完全2日制の仕事だけを探している就活生は、きっと近い将来、現実を知り絶望するでしょう。
2年目に住民税の洗礼を浴び、家族が増えていく度に大幅な支出の増加を知ることになります。
気付いた時には、もっと働かせてくれー!という断末魔の叫び声をあげることに…。
ならないよう、社会がもっと生活しやすいように変化していけばいいんですが。

時代に逆行するようですが、労働時間を増やそうとか、そういう選択肢も社会にあっても良いのではないでしょうか。もちろん、手取りが増える前提ですが。

えっ、ユダヤ教徒でもキリスト教徒でもないので、週休1日には賛同できないって!?
社会も潤うと思うんだけどなぁ。