鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

冬の釣り

凝りもせず、冬だというのに淡水釣りに出掛けてしまいました。
結果は何も釣れませんでした。

敗因はいくつか考えられます。
遠方の普段と違う釣り場に行ったこと、冬の釣りにも関わらず無策で出掛けたこと等が考えられます。

冬の釣りは普段しないんですが、退屈だったので、つい出掛けてしまいました。
そして、魚影の無さにおったまげてしまいました。予想以上でした。
魚影も0匹ではないんですが、圧倒的に少ない。本当に2〜3時間くらい粘っても、2匹程度しか魚影を確認できませんでした。
気候が温暖な時には、小魚がギラッ、ギラッと泳ぎ回ってるのが確認できるのが普通なのに…。季節の変化や水温の低下がこんなにも魚に影響を与えるんですね。正直、魚の寿命とか生活サイクルとか知らないので、ちょっとは勉強しないとなぁ。
ワゲット垂らせば何か釣れるだろうと安易に考えていましたが、その考えは玉砕されてしまいました。

いつもは魚影を確認して、魚がいそうなところの目星がつけられたのですが、今回は魚影が皆無でした。
どこに釣り糸を垂らせば良いのかも分かりません。暗闇に餌を投げ込んでるみたいで、強い不安がのしかかってきます。
果たして、自分は正しい手順を踏んでいるのでしょうか。行動にも迷いが生じてきます。
正直、途中から考える方に集中して手が止まってしまいました。

お魚は水中深くに潜んでいたのでしょうか。それともお正月休みだったのでしょうか。田舎に帰っていたのでしょうか。通行魚役のエキストラのバイトは辞めてしまったのでしょうか。おいっ、お前!あんなに好きだった役者になる夢は諦めたのかっ!
はっ!私は何を言っていたのでしょうか。
寒い日にはお家でコタツに入って、テレビ見ながらミカンでも食べましょうというのは、人間もお魚も同じ心境なんですね、きっと。

悔い改めて反省します。
退屈な日には寒空の下で釣りなんかしていないで、暖かな部屋で文学でもし、知的好奇心を満たすと。本読んでると面白いですよ。知らない世界が広がりますし。
どうしても釣りが我慢できない時は、しっかりと下準備してから釣りに向かうと。

でもですね、冬のお魚はどうしてるんだろう。冬に釣りをするとどうなるんだろうとか考えだすと、気になって気になって仕方ないんですね。未知の領域があると、確認しておきたいと思うんですよ。自分の目ではっきり確認しておきたいと言いますか。
水中の世界がどうなっているか、映像で見てみたいなぁ。とかも思います。

だから、今回の釣りは失敗に見えますが、諦めない限り失敗じゃない。うまくいかなかった方法を、新たに1つ発見しただけだっ!と、きっとエジソンもこう言うでしょう。
何事もうまくいかないことからの方が、学ぶことが沢山あると思いませんか?