鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

ラジカセのデザイン! 著:松崎順一

今ではすっかり見かけなくなってしまいました。
過去の遺物、ラジカセです。

パラパラ見てるだけでも、独特のデザインが多くて時代を感じます。カラーもポップなものも多くて、今でも通用します。
ほぼ左右対称のデザインなんて所も、完成された美しさを持ち合わせてると思ってます。機能的には、スピーカーも一つで十分だと思うのですが、そこでステレオアピールがしゃしゃり出て来るんですね。お陰様でこんなに大きくなりました。
スイッチやダイヤルも多くて、シンセサイザーに通じるカッコ良さがあると思いませんか?機種によっては、イコライザーとかも付いてるし。
ダブルラジカセはダビングもできるんですよー。ダビングシステムは画期的でしたから。アナログコピーですけど。

刺激というか、当時のエネルギーを受け取れるような気がして、長らく本棚の定位置をキープしています。
昔、カセットウォークマンのカタログ冊子集めて眺めるの好きだったなぁとか思い出しました。
本のカバーを外すと、ラジカセ内部の写真が現れます。こんなのも自分で修理できるようになってみたいなぁ。

国産初のラジカセはAIWAからだったんですって。
AIWAって、デザインセンスがイマイチでダサいイメージありましたが、やりますね。

個人的には、ソニーが子供向けに作った、My First SONYシリーズが可愛くて好きですなぁ。
後は、ポップカラーのカジュアル系ラジカセ。赤いラジカセとか痺れますね。

ラジカセでラジオで流れる楽曲だけカセットに録音して、流行りの歌覚えたなぁ。ラジオに張り付いてリアルタイムで作業するから、トイレにも行けない。みんなやってたと思いますが、あれは職人技でした。

ラジカセなんか何台も所有していたら部屋がパンクしてしまいますので、こういったビジュアル本で我慢するのが正解の様です。