鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

一人で知らないごはん屋に入るのが苦手

仕事柄、外食が多いです。

本当は勝手の知ったチェーン店が好みなんですが、ごはん屋の研究もしていると会社からの評価も上がるので、渋々知らないお店に入ることもあります。
個人的には、上司が出先でうまい飯にありつくための方便だと解釈していますが。

最近はグーグルマップとかで、ある程度目星つけられるようになって重宝してます。昔は本当に自分の足で探さなくてはいけませんでした。

あの狭い間口、入るとカウンター席しかない店、常連でひしめき合ってる中に一人部外者、汚い店内、なかなか出て来ない料理等々。苦痛の原因は数え上げればキリがありません。

基本、優柔不断なのでなかなか店に入る踏ん切りがつきません。複数の店から一つの店を決心した時には、お昼の時間もだいぶ過ぎてたりとか。
ハッキリ言って悩むのは時間の無駄です。
その挙げ句、ハズレの店に当たった時なんてのは文句の言いようもない。

ラーメン屋の大将が、タトゥーだらけだった店。
目もろくに見えていないような、おばあさんのうどん屋。もちろん皿はボロボロ。
白髪が料理に混じって出てくる定食屋。
ホコリだらけのバスケットにナンを載せてくるインドカレー屋。
日替わりランチにおひたし系料理ばかり出してきた昔ながらの喫茶定食屋。
骨まで食べられるチキンが自慢ですと、カレーに骨付きチキン入れてきたカレー屋。骨は砂の味がした。
テレビで見たとんかつ屋の大将、テレビでは愛想良かったけど、行ってみたらだいぶ愛想悪かったぞ。

どれも本当の話です。

そばの食べ方に口を挟んできた大将。口出された時は腹立ったけど、その食べ方で食べたら美味かったぞ。
辛味大根でおかわり自由のそば屋。昼以降、胃の具合が悪くなったわ。けど、クセになってまた食べに行ったぞ。
並んで食べた豚骨ラーメン屋。並んでる時臭かったけど、食べたら美味かったぞ。
昔ながらのとんかつ屋。外観も古くて間口も狭かったけど、衣サクサクで美味かったぞ。
海なし県にある魚卸市場の海鮮丼。どう考えても鮮度落ちてるはずやけど、あれはあれで美味しかったぞ。
田舎の野菜炒めが載ったラーメンを出すラーメン屋。店長!これなら店出したら繁盛するぞって思ったけど、よく考えたら既に店出してたわ。香ばしくて美味かったぞ。

これも本当の話です。
ハズレもあれば、当たりにも出会えると。

個人店はあからさまに汚い店もあるので、その点チェーン店は比較的安心です。
私の周りではチェーン店は見下されがちなんですが、どこで食べても一定の品質で提供してくれる仕組みってすごくないですか。どこにどんな工夫が隠されているのか。
でも学生バイトばっかりだと、接客の質が低い店も多いのは事実かなぁ。その点は否定できません。