鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

別冊大人の科学マガジン シンセサイザークロニクル 学研

別冊大人の科学です。付録で組み立て式のアナログシンセサイザーが付いてました(手元には残ってませんが)。

シンセサイザーって聞くと、ワクワクしますよね。今の楽曲には無くてはならない存在です。
この本は、様々な角度からシンセサイザーを照らしてくれます。読み物としても面白い。写真を眺めるだけでも面白い。正に刺激的です。何度読んでも楽しませてくれます。

YMOのインタビュー。
子供の時の運動会は、ライディーンの音楽に合わせて徒競走するのが定番だった気がします。
当時のライブ機材セッティング写真もよだれが垂れそう。シンセが並んでカッコいい。
YMOの3人もそれぞれ個性があって、このインタビューからも一端を伺い知ることができます。

モーグ博士の生涯。
写真がカッコ良すぎ。…楽器の。ボタンとダイヤルが無数に並んでるので、いじくり回したい。
実際はソフトをPCでいじるのが効率的なんでしょうが、この存在感は代えがたいものがありますね。

シンセの歴史や解説も充実しており、図鑑的な要素も十分あります
番外編にリズムマシン808の写真も掲載されています。こんな機材だったんだ。

各アーティストのインタビューも、好みの楽器紹介があったり。
浅倉大介POLYSICSのハヤシ、中田ヤスタカとか当時最前線にいたメンバーも思い出深い。
植松伸夫YMCKの対談も、もろストライク。
ファイファンやったぞー(言い方エフエフ派もいたが)。魔界塔士サガなんか、こないだやったとこやぞー。
この本には写真無いですが、YMCKの楽器もファミコンライクでイカしてたなぁ。

次世代インターフェースのページで紹介されてる、KORGKAOSSILATOR。今でも欲しい。アプリでも出たので、中古市場もっと安くならないかなぁ。

うる星やつらの音楽と効果音もシンセかぁと思うと、感慨深い。
最後のコーナーにシンセが主役となった世界の名盤も、知ってるのがチラホラ。ダフト・パンクやマドンナ、Perfume等々。遡るとビートルズDEVOマイケル・ジャクソン
いつの時代もシンセが生きていたんですなぁ。

当時の付録の改良市販品。




今週のお題「最近おもしろかった本」