鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

日商簿記3級の取得

普段経理業務なんかはしていないが、数年前に取得した。

きっかけは会社の経理関連経験者の偉い人が、経理関連の業務をしていなくても、平社員でない立場の人は簿記3級ぐらいの知識ぐらい持っておくべきだという発言をしたこと。
話の続きは昔はうんぬん等の昔話だったが、最低限の素養としてというニュアンスだったのに驚いた覚えがある。自分の分野の知識だけじゃダメなんだと考えるきっかけになった。

調べてみると、日商簿記3級は年数回も試験がある。それに受験料も安く、良心的。
無駄に受けるつもりは無いが、軽い気持ちで始めることができる。

早速イラスト入りの分かり易そうなテキストを購入し、解いていった。
1問1問、解説を読みながらであればさほど難しくない。と思った。

ここが落とし穴だった。

テキストを一通りしてから本番の試験を受けに行くと、思った以上に難しい。
表のどこに記入するとか、意識してじっくり解いたことなかったので、焦る焦る。絶対的に時間も足りない。
本番の試験には、動物のイラストとかは無いですからね!

1度目の挑戦は落ちてしまった。
きっと意味不明な回答をしていたと思う。
思い返すと、実践を想定した勉強をしていなかった。まとまった過去問を解いていない。
2回目の挑戦は、本番を意識して対策を立てた。基本的には過去問を解く。表の穴埋めもできるよう、問題用紙付きのテキストも購入した。

2度目の挑戦で何とか合格することができた。
めでたしめでたし。

取得したが、特にレベルアップできた実感がわかない。心なしか、経営や経理業務には興味が出てきた。これはきっと株式投資の影響もあるよなぁ。
最低限の素養として言われていたので、取得しても特に誰も褒めてもくれない。そもそもあの話聞いて、感化されて簿記3級取得した人周りに誰もいなかったんですが…。
他の人は、元々素養として知識は身につけておられたのですね。だからわざわざ資格の取得という行動に出るまでも無いと。まぁ、他人のことはどうでも良いです。

でも何か目に見える形でメリット欲しかったなぁ。別にいいんですが。
そう言えば、いいことは一点だけあった。
女性事務員さんに、仕事しながら簿記の取得して凄いですねと言って貰えた。
これだけでもいいです。救われました。

個人的には、時間的余裕が出れば2級にも挑戦してみたいと思っている。