鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

深夜空いている図書館がいい

深夜空いている図書館があればいいなと思う。
都会にはあるのかも知れないが、家の近所にはそんな図書館は存在しない。きっちり夕方には閉館している。

日中ではなく、深夜という所がポイント。

みんなが寝静まった頃、足を忍ばせて図書館に向かう。
司書はいなくてもいいし、いてもいい。できれば本選びを手伝って欲しい。好きな作家や本を言うと、次のオススメはこの3冊ですとか教えてくれたりして。
珈琲店なんかも併設されてたりして。店内も静かな感じで。

落ち着いて静かな環境で、好きなだけ本を読ませてくれる場所があれば、とても安心する。心の拠り所と言うか。
有料の会員制でもいい。
お金を払っても行きたい、集まりたいという人、意外と多いんじゃないか。

一口に図書館と言っても、選書にセンスがいるか。
深夜に読みたくなるような、眠れない夜に読みたくなるような本を集める。これはまたの機会にでも考える。

深夜なのでセキュリティ面も不安ではある。また、やろうとすると様々な課題が出てくるだろう。
どこかで挑戦してほしいなぁ。


以前、ブックカフェなる所に勇気を出して行ってみたが、非常に残念な結果に終わったことがある。
ディスプレイで文庫本が各席に沢山置かれているが、それは雰囲気を作り出すためのディスプレイだった。周りを見ても、文庫本を背景にコーヒーとデザートの写真を撮っている客ばかりだった。誰も本なんか読んでいない。ただのデートコースの店だった。
それに気がつくと店外まで行列ができていた。とてもゆっくり本を読むための店ではない。
てっきり本好きが集まるカフェだと勘違いして行ったがために、とんだ恥をかいてしまった。

そのまた昔、手紙カフェなる所に行ったことがあるが、そこはとても居心地が良かった。こじんまりした店内に気の利いた店員。リラックスすることができた。
経営面を考えると、とてもやっていけたものでは無いと思うのだが…。


とにかく、深夜開いている図書館があればいいと思うが、現実問題としては家で手持ちの本を読み返しておけよって話ですね。