鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

野芝ランナーの再生

野芝等、ほふく茎を持つ芝生は生命力が強いとは聞いていて、以前から興味があった。
何かの専門書にも、安価な芝生造成方法の一つとして芝生のランナーを利用した方法が紹介されていた。

本当にカットしたランナーでも生命を維持しつつ、再生するのか気になったので、研究がてら水耕実験してみた。

DAISOで売っていた、豆苗育苗セットに水を入れ、野芝のランナーを5cmにカットしたものを複数本セットした。
定期的に水を替えて、窓辺に置くこと1週間。

良く見てみると、直立茎から新たに白い根が生えてきている。

驚いた。
葉も緑を維持しているし。心なしか芝も生長している気がする。
これを芝床にばら撒き、目土を被せて転圧すれば、芝生が造成できるのか。
切芝を全面に張り付けるよりは安価に仕上がるだろうが、密な芝生になるまでかなりの時間と手間がかかりそう。趣味で自宅の庭に時間をかけて芝生を造成させる程度であれば良さげ。ジーパンの色落ちを育てる感覚に似てるなぁ。余程愛情が無いと待ってられない。

今度は更に短くカットしても再生するのか、気温の高い時期では無く冬の休眠状態だとどうなるのか、一度乾燥させると再生しないのか?次から次へと気になってくる。

ほふく茎を持つ植物は野芝や高麗芝だけでは無い。
バミューダグラスぐらいならまだ良いが、雑草の部類だとホワイトクローバーやカタバミ、メヒシバ等が該当する。ランナーから再生するのであれば、これらの雑草は薬を使わずに完全に駆除するのは中々の難題である。