鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

ミニ授業書 タネと発芽

タネと発芽

Amazonでずっと気になっていた本。タネと発芽はある意味、個人的な研究テーマでもある。ミニ授業書とあるからには、タネと発芽に関して教えてくれるんだろうなぁとは予想がつく。しかしAmazonでもレビューがほぼ無く、内容が不明だった謎の本。

気になりすぎて、ついに買ってしまった。

内容を簡単に説明すると、ハトのエサを用いて種の発芽について、分かりやすく解説する本だった。流れは小学校低学年向けの授業進行の解説。授業のポイントなんかも記載がある。小学校の先生が購入するような本だが、先生でなくてもそれなりに楽しめる。所々写真や挿絵も入っており、理解しやすいようになっている。
案外、こういった本は研究者が読むような専門書が多く、内容も専門用語が並んでいて一般の人には取っ付きにくい本が多い。それに比べて、この本は平易な内容で、一般の人でも読みやすい。この本で物足りない場合は、専門書コーナーへGO。

ハトのエサには数種類の種が入っていて、トウモロコシやコムギの他にもアサやソバも入っていたのか。
アサは発芽しないように熱処理されて輸入されているし、ソバは殻が固くて傷をつけないと発芽しにくい。色々勉強になるなぁ。
発芽直後の根の様子なんかもまじまじと見る機会も無いので興味深い。

まぁとにかく、そんな内容の本だった。本の存在自体が気になっていたので、今回読んですっきりした。