鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

競馬と宝くじと株式投資と保険

競馬も宝くじも株式投資も保険も、大きな目で見れば同じようなものだと思っている。確率に関する問題。データ分析して、BETする。

いい大人なんだから一つくらい保険に入っていた方がいいよとか、年上の人に言われることがある。しかし、同じ口調でいい大人なんだから馬券くらい買っておいた方がいいよとか、言われたことはない。
保険だけが尊いもののようなもの論調があるが、同じようなものものだと捉えている。もしかすると、ある意味馬券の方が尊いかもしれない。

最初に断っておくが、保険加入反対派だったが、現在は諸事情により加入している。
また、自分が抱えきれない程大きなリスクに対しては、保険加入によるリスク分散も一つの選択肢だとも理解している。

自分が死亡する、怪我をする、入院する方に自分自身でBETするのは、やはり抵抗がある。最後までリスクに対し戦い抜く姿勢の方が大事なのではないか。安易にリスクを容認しBETすると、そちらに流れてしまう気がする。あらゆる対策を行った後に、リスク分散としての保険なら納得できる。
現実は賭けるリスク、賭けないリスク。どちらも存在する。

そもそも経済的な余裕なんか無かったし。
周りにも保険ビンボーたる人も見たことがある。保険屋がいい車乗ってるの見ると、搾取されてる構図に見えてしまう。単純な搾取って構図ではないのだが、概ねそんなところだ。
期待値計算は胴元が勝つようになっている。ハナから負け戦。カイジ的逆境からの、勝ち筋が見えているなら賭けに乗るが良い。

やはり、生活に余裕のある人がリスク分散のために入るものだと思う。貯蓄にも回す余裕が無い、生活に余裕の無い人は、無理してまで入るもんじゃ無い。
きっと途中解約のペナルティもあるだろう。日帰り入院は対象外とか、生涯保障も60歳以降に保障額激減とかもあるかもしれない。知らんけど。

それに、サラリーマンは既に強制的に社会保険に加入させられてるし。健康保険に遺族年金、高額医療費制度等々。
適切に怖がる必要はあるが、必要以上に怖がる必要なんか無い。
保険の申請漏れだとか、理由を付けて支払い拒否だとか、貰うつもりが貰えなかったケースが容易に想像できてしまう。保険屋も本音は保険金払いたくないだろう。

もちろん、保険に加入しておいて本当に良かったーと言った話も、実際に聞いたことがある。確かバイクで事故って、入院+休業したケース。入院保険に休業補償。家庭の稼ぎ頭が働けなくなると大変だもの。
それが確率的にどうだとかは、まぁその時になってみないと損得の判断はつかないね。

最後に言いたいのは、保険のメリットは少額だが所得控除がある点。また相続税回避という側面もあると思う。その点を理解すると、保険に対しても多少優しい気持ちになれる。

保険に関しては、損得あまり難しいこと考えずに、少額だけ掛けるのが正解のような気がする。