鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

散髪屋のおばぁのありがたいご説法

ここ数年、いつも自分の頭は近所の散髪屋で髪を切っている。おばぁがほぼ一人で店を切り盛りする、いわゆる個人店。奥にはじじ様がいるようだし、たまに娘が手伝いに来る。暇そうな日もあれば、客が数人待つような忙しい日もある。とにかくそんな店。

おばぁは行く度にありがたいご説法を説いてくれる。
病気や病院の話、色んなじじばばの話、1,000円カットが流行りだしてから近所の散髪屋が全滅した話、カツラをつけたまま散髪に来る客の話、店の損益分岐点の話、パチンコの話。とにかく色々な話をしてくれる。

今回は、伸びる髪の毛の話。

最後の仕上げに、気になる所は無いですか、いつも伸びた時にどこが気になりますかと、聞いてきた。耳の周りが伸びると気になると言った。普段マスクを付けてるから、伸びるのが早いんでないかと。メガネをつけてる人も、耳の上は伸びるのが早いらしい。何でも、適度な刺激を与えると、細胞が活性化するといった話だった。
だから、髪の薄い人は髪を大事にするあまり、刺激を与えないように大事に大事にしがち。すると早くハゲると笑っていた。なるほど。適度な刺激を与えた方がいいのか。
あくまでも散髪おばぁの雑談だが、面白い話だった。

色々な話はしてくれるが、いつまで経っても客が話した細かな内容までは覚えてくれない。そこも愛嬌。