鴨川もるもー

日々の日記、雑記ブログ

種子・肥料を均一に播種できる散粒機

業務上、種子・肥料を均一に播種したい場面が出てくる。そんなに頻繁には無く、重要性から言っても低かったので、今までは手で播いていた。または柄杓のような道具を使って、何度も何度も歩きながら播く。バラバラに播いているつもりでも、固まって飛んでいくので、少量での複数回作業がセットとなる。これが地味に面倒な作業だった。

この業務をもう少し改善させたいと思い、ハンディタイプの散粒機というのを購入してみた。

小さいので役に立つか不安だったが、値段も安かったし、失敗しても損害は小さくて済む。サイズも小さいので、置き場所にも困らなさそう。

実際に使ってみると、予想以上に好感触。
使い方はまず種子・肥料を投入する。次にツマミの目盛を操作し、播種量を調整。後はハンドルを回しながら歩くだけ。
これだけで種子・肥料が均一に飛んでいく。この均一さは、手作業ではマネできない。
手で撒く際は、腕を大きく振りながら歩いていたが、この散粒機は手で持ってハンドルを回しながら歩くだけ。腕が疲れにくい。歩く作業に集中できる。
こまめに補充しながら作業を行えば、大面積も播種できるが、100㎡程度であればこのタイプの散粒機で十分。
後に判明したが、素材に金属が使われていないので、錆びないのも大きな利点。金属が使われていた場合、肥料を使用した後、放置しておくと錆が発生しやすいのだ。


業務上、1,000㎡以上の大面積での作業を行う場合もある。
散粒機の効率性に味を占め、業務用の胸掛式散粒機も購入してみた。

タンクも大型なので、一度に数kgは投入できる。あまり多く入れると、持つのが大変。自分で持てる重量までに留めておく。
ハンドルを回す半径も大きくなり、先程のハンディタイプと比べて回転速度や飛距離もアップした。ガンガン回せる。まさに業務用。
一部金属を使用しているので、肥料を使用した後は水洗いを推奨。洗わないと、徐々に錆びてくる。
また、置き場所には少し困るかな。その分、仕事量は保証してくれる。


この他にも、用途別に色々ある。

平地専用のタイヤ付き。ゴルフ場での使用には最適。

散粒機の電池タイプ。手動タイプよりも更に均一に播種できる。

背負式のエンジンタイプもあったが、本業の農家でも無いのでここまで大掛かりな物は使わない。自分は手動タイプで十分だった。
まぁ色々な道具があって、調べていても面白かった。