顔のシミが気になった。
若くありたいとか、モテたいとかの願望は無い訳では無いが、簡単に消せるなら消したいなと思った。
ドラッグストアでコーナーを見てみると、女性用の化粧品コーナーの商品の値段を見てびっくりした。これは気軽な気持ちでは始められない。真剣に悩んでる人が投資する金額だ。使ったとしてもシミが消えるかどうかも分からないし。真剣に悩んでるなら皮膚科に行くし。
個人的にはシミの根本は消えないと認識している。簡単に消えるなら、世の中の人みんなシミでは悩まないでしょう。でも目立たなくするぐらいなら可能か。
試しに容量が少なくて一番安いやつは…と見ていると、小林製薬 メンズケシミンクリームというのがあった。
値段もさることながら、メンズというのがポイント。女性向け商品をレジで購入するのは抵抗ある。近所のドラッグストアのレジ打ちは大半が女性だし。メンズ商品なら堂々と買える。
中身同じだろうけど、商品名とパッケージ変えるだけで売れるなんて、商売上手ねー。
購入して早速自宅へ。説明書を読んで使用。クリームを顔に塗るのね。ぬりぬり。改めて説明書を読んだ。ネットでも調べた。
な、なんと、できてしまったシミを消すとは一言も書いていない！新たにシミができにくくする的なニュアンスのことが書いてあった。騙された。
いや、違うんです。実は小林製薬さんは悪くないんです。一言もシミ消し商品とは言ってないんです。勝手に自分がシミ消し商品だと、都合の良いように勘違いしただけなんです。パッケージにも一言もシミ消しとは書いてないし。よく読まなかった自分が悪い。店でずっとそのコーナーから動かずに十分吟味していたが、パッケージも熟読したつもりだったが、他の商品との価格差に負けて、満足して買ってしまっていた。
別にいいんです。シミ予防、保湿クリームとして使えばいいや。ちょうどそんなの欲しかったし。乾燥したらニベア使ってたしその代わりとして。
容量多いなぁ。一向に無くならんし。それにもちろんシミなんか消えへんし。消えると思って使えば、少しずつ消えてくかもやけど、効果無いと思って使ってるから、余計に消えない。
商品名、ちょっとややこし過ぎないか。シミを消すクリームと連想させるケシミンクリームよりも、シミ予防クリームの方が的確だと思うんですが。前者の方がバカ売れでしょうけど。
一言もシミを消すとは言っていないのがポイント。ケシシミでは無く、ケシミンです。いやぁ、絶妙なネーミングセンス。一本取られましたなぁ。
シミ予防としては良いそうです。
